山岳で星景(山と星空)を同時に撮る際、星を点像で写すために実用的な設定の組み合わせとして適切なのは?
山と星を同時に撮る際、星を点像で写すには星の自転による日周運動による流れを避ける必要があります。そのため実用的には焦点距離の短い広角レンズを用い、シャッター速度は「500ルール」(500 ÷ 焦点距離)などの目安により比較的短時間に抑えます。短時間に抑すためにISO感度を上げ、絞りはできるだけ開けて集光を稼ぎます。ノイズ対策として複数枚を撮影して合成する(高感度合成やダーク補正、スタッキング)や、追尾装置を用いて長時間露光する方法もありますが、機材や搬送の制約を考えると広角・高感度・短時間露光が現場での実用策です。