奈良の法隆寺にある国宝「救世観音像」の材質は何か。
救世観音像は飛鳥時代(7世紀前半)に制作された木造の仏像で、法隆寺夢殿の本尊として安置されています。クスノキの一木造りで、像高は179センチメートルです。この像は聖徳太子の等身大の像として造られたという伝承があり、長い間秘仏として扱われてきました。明治時代にアメリカの美術史家フェノロサと岡倉天心によって調査され、その美しさが世に知られるようになりました。飛鳥時代の木彫仏として最高傑作の一つとされ、当時の仏教美術の水準の高さを示す貴重な作品です。