英語の民芸玩具分類では鈴系統の鳴り物を bell と呼ぶのが一般的で、焼き物で作られた鈴は clay bell と表記される。whistle は空気を吹き込んで音を出す構造、drum は膜鳴楽器、pipe は管楽器を指すため、振って中の玉を衝突させる土鈴の構造とは異なる。海外の民芸市や博物館でも Japanese clay bell の名称で展示され、伏見、瀬戸、会津など各地の土鈴が紹介されている。また、学術的には idiophone(体鳴楽器)に分類され、振動体自体が共鳴して音を出す点が金属製の hand bell と同じであることも解説に用いられる。