昭道館乱捕りで装着が推奨されるセーフティーグローブは主にどの関節保護を目的としているか?
乱捕りでは手首関節に大きな負荷がかかる投げ技や関節技が頻繁に行われるうえ、短刀を握ったまま受け身を取る場面もある。そのため昭道館は手関節を重点的に保護するセーフティーグローブの着用を推奨している。グローブは薄い硬質プレートとパッドを内蔵し、屈曲・伸展時の過度なねじれや衝撃を緩和する設計で、指先は露出させて握りを妨げない。肘や膝の防具は任意だが、手首は技の攻防と安全性に直結するため、国内外の大会で事実上の標準装備とされる。