形容詞「かしこし」の語義として最も適切なものはどれか。 2025.07.22 形容詞「かしこし」の語義として最も適切なものはどれか。 ありがたい さわやかだ 騒がしい 畏れ多い 「かしこし」は語幹に畏怖・敬意を含む形容詞で、原義は「恐ろしくすばらしい」。そこから派生して①畏れ多い、尊い、②すぐれている、③利口だ、④はなはだしいなど複数の訳があるが、もっとも一般的で初学者がまず覚えるのは「畏れ多い」である。『源氏物語』では帝や女御に対して「いと かしこし」と用い、対象の尊貴さを表す。現代語の「賢い」と混同しやすいため注意が必要だ。 クイズタグ: 古語関連記事 古語クイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年07月版