江戸初期にまとめられた兵法書『兵法家伝書』の著者は誰か? 2025.08.31 江戸初期にまとめられた兵法書『兵法家伝書』の著者は誰か? 伊東一刀斎 塚原卜伝 柳生宗矩 佐々木小次郎 『兵法家伝書』は大和国の大名柳生宗矩が徳川家光に進呈するために記した兵法書で、柳生新陰流の理合を平易な文体でまとめたものとして有名である。書中では心の持ち方を活人剣の理念に基づき説くとともに、太刀の間合や足遣いを図解なしで言語化する工夫が見られる。宗矩は幕府兵法指南役を務めたため、この書は江戸武家社会で広く読まれ、後世の流派設立にも思想的影響を与えた。研究者は本文の語彙や書体から宗矩晩年の自筆と判断している。 クイズタグ: 古武道研究関連記事 古武道研究クイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年08月版