古代ギリシアの哲学者で「万物は流転する」と説いたのは誰か?
ヘラクレイトスは紀元前6-5世紀の古代ギリシアの哲学者で、「万物は流転する」(パンタ・レイ)という思想で知られています。彼は「同じ河に二度入ることはできない」という有名な言葉で、すべてのものが絶えず変化し続けていることを表現しました。ヘラクレイトスは対立する要素の統一と調和を重視し、火を万物の根源的要素と考えました。また、ロゴス(理法)という概念を導入し、変化の背後にある普遍的な秩序の存在を主張しました。彼の思想は後の弁証法的思考の先駆けとなり、現代哲学にまで影響を与え続けています。