古代エジプトで、ワニの神として崇拝されていたのは誰か?
ソベクは古代エジプト神話におけるワニの神で、ナイル川の力と肥沃さを象徴していました。ワニの頭を持つ人間の姿、または完全なワニの姿で描かれます。ソベクは特にファイユーム地方で強く信仰され、コム・オンボ神殿では主祭神として祀られていました。古代エジプト人にとってワニは、ナイル川の危険でありながらも川の恵みをもたらす存在として、畏敬と崇拝の対象でした。ソベクは軍事力や王権とも関連づけられ、ファラオの保護神としての役割も持っていました。また、創造神としての側面もあり、原初の海から世界を創造したという神話も存在します。