VFXやコンポジットで「リニアワークフロー(線形光ワークフロー)」を使う主な利点は何か?
リニアワークフローでは、画像をガンマ補正の影響を取り除いて線形光(輝度が物理的に比例する空間)で処理します。これにより加算や乗算といった合成やブレンドの数学的挙動が物理的に正しくなり、ハイライトの重なりや半透明処理、光の拡散などが自然に再現されます。ログやsRGBなどの非線形色空間のまま処理すると、明るさや色の合成で不自然な結果(黒つぶれや不自然な中間色など)が起きやすいため、正しいワークフローでは読み込み時にワーキングスペースへ変換し、処理後に表示用に変換して書き出します。