告訴期間が存在する親告罪の具体例として正しいものはどれか 2025.07.21 告訴期間が存在する親告罪の具体例として正しいものはどれか 殺人罪 放火罪 詐欺罪 親族間の窃盗罪 親族間の窃盗や業務上横領など一定の身分関係に基づく財産犯は刑法244条などにより親告罪と定められる。親告罪では被害者が犯人を知った日から6か月以内に告訴しなければ告訴権が消滅し国家は公訴を提起できない。殺人や放火は重大犯罪として非親告罪であり期間制限は設けられていない。詐欺も非親告罪である。よって告訴期間の例として典型的なのは親族間の窃盗でありこの点は民事請求に告訴期間という概念が無いことと対照的である。 クイズタグ: 刑事告訴と民事訴訟の違い関連記事 刑事告訴と民事訴訟の違いクイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年07月版