体操競技において、跳馬の助走路(踏切板前端まで)の最大長は何メートルと規定されているか。
FIGの器具規定では跳馬の助走路は最大25メートルと定められている。計測は踏切板前端を起点とし、踏切板と跳馬台前端の距離1.25メートルは固定値であるため、選手が全力疾走できる距離は実質23メートル強になる。助走を短くするのは自由だが25メートルを超える配置は安全上認められず、世界選手権から国内大会まで同じ基準が適用される。助走距離が統一されていることで会場間の公平性が担保され、跳馬の演技評価の一貫性も保たれている。