中性子を検出する際によく用いられるホウ素10の核反応で生成される粒子は何か?
ホウ素10(¹⁰B)による中性子検出では、¹⁰B(n,α)⁷Li反応が利用されます。この反応では、ホウ素10が熱中性子を吸収してアルファ粒子(ヘリウム4の原子核)とリチウム7を生成します。この反応は中性子に対する断面積が大きく、生成されるアルファ粒子とリチウム7核は電荷を持つためガス中で容易に検出できます。BF₃ガス検出器や固体中にホウ素を含有させた検出器などが実用化されています。反応で放出されるエネルギーは約2.3MeVで、このエネルギーがアルファ粒子とリチウム7核の運動エネルギーとして現れ、検出信号として利用されます。