七宝焼の仕上げで、焼成後に盛り上がった釉面を砥石や研磨粉で平滑にし、再焼成してガラス光沢を復活させる工程を何と呼ぶ?
七宝作品は色ごとに釉薬を盛るため焼成直後は小山状に凸凹しています。これを砥石、カーボランダムやダイヤパッドで丁寧に擦り、金属線と釉面が同一平面になるまで研ぎ出すのが研磨工程です。研磨後はマットになっていますが、最後に“光沢焼き”と呼ばれる低温再焼成を行うと釉薬表層が再溶融して滑らかなガラス光沢が戻ります。この工程により手触りの良い鏡面と細部の線際のシャープさが際立ち、ジュエリーや茶道具などの高級品に欠かせない仕上げとなります。