明治期に尾張七宝の中心地として栄え、現在は愛知県あま市の一部となっている七宝焼の代表的産地はどこか?
尾張七宝は名古屋西部で発展しましたが、その中心になったのが海部郡七宝町(しっぽうちょう)です。江戸末期に梶常吉が技法を伝えたとされ、明治になると輸出産業として急速に拡大しました。町には大小の工房が軒を連ね、花瓶や皿などの外貨獲得品を大量に製造し“金のなる七宝”と呼ばれたほどです。2005年の市町村合併で七宝町は美和町・甚目寺町と共にあま市へ編入されましたが、現在も七宝焼アートヴィレッジなどで技術継承と観光振興が図られています。