自陣から相手陣深くへ効果的に陣地を稼ぐ“40/20”キック。キックはどのエリア内から蹴られる必要がある?
40/20ルールは1997年スーパーリーグ・ウォーズ時代に導入され、その後国際ルールに採用された戦術的キック。自陣40メートルラインの内側から蹴り、バウンド後に相手陣20メートルラインの外側でタッチラインを割ると成功と判定される。成功すると攻撃側がその地点でスクラムまたはプレーザボールを行い連続攻撃が可能。守備ラインを下げさせスペースを生む狙いがあり、キッカーの技術と判断力が試合の流れを大きく左右するプレーとして定着している。