SERC(Simulated Emergency Response Competition)での救助活動時間の制限は何分か?
SERCは予め知らされない多傷病者シナリオに対し、4人1組のチームが臨機応変に対応するシミュレーション競技で、評価対象となる救助活動時間は2分と定められている。競技前に会場を見ずに30秒〜1分間のブリーフィング準備が与えられ、笛の合図でシナリオが開始、2分後の終了ホイッスルまでに安全確保・意識確認・通報・蘇生・外傷処置などを実施しなければならない。短い時間内に役割分担と優先順位の判断を行うため、知識だけでなくチームリーダーシップとコミュニケーションが高得点の鍵となる。2分を過ぎての処置は採点対象外となるため、タイムマネジメントが極めて重要である。