モンゴル国旗の左側に描かれている伝統的紋章は何と呼ばれるか。
ソヨンボは17世紀に僧ザナバザルが考案した文字の頭字として生まれ、その後民族の自由と独立を象徴する紋章となった。上から火、太陽、月、三角形、長方形、陽陰、長方形、三角形が積み重なる複合図形で、火は繁栄、太陽と月は永続、三角は矢じりによる防御、長方形は公正、陰陽は男女の調和を示す。1911年の独立宣言以来さまざまな旗に使われ、1992年制定の現行国旗でも赤青赤の縦縞の左に金色で配されている。車のナンバープレートや軍帽章にまで用いられるほど国民に親しまれている。