外足荷重と車体内側への足出しスタイルを確立し『キング・オブ・スーパークロス』の異名を取った90年代の名ライダーは?
ジェレミー・マクグラスは1990年代にAMAスーパークロスで通算72勝、450SXタイトル7回を記録し『キング』と称された。外足を強くペダルに押し付け内足を前に突き出すフォームでターンの安定性を向上させ、トリプルを含むリズムセクションを高速で繋ぐ“スーパークロス的”ライン取りを定番化。スタジアムレースの観戦スタイルすら変えた存在だ。欧州出身のベイル、現代のビロポートやムスキャンも強豪だが、スーパークロス文化を象徴するアイコンはマクグラスである。