マティスが晩年に取り組んだ技法は何?
マティスは晩年、特に1940年代から1950年代にかけて、色紙を切って貼り合わせる「切り紙絵(カットアウト)」という技法に専念しました。この技法により『ジャズ』シリーズや『かたつむり』などの傑作を生み出しました。病気により絵筆を持つことが困難になったマティスが編み出したこの技法は、「はさみで描く」と表現されるように、彼の新たな創作手段となりました。鮮やかに着色された紙をはさみで切り抜き、それを画面に貼り付けることで、色彩と形の純粋な美を追求した革新的な表現方法でした。