マグマ溜まりでの結晶分化作用によって、最初に晶出する鉱物はどれですか?
マグマ溜まりにおいて、温度が下がるにつれて最初に晶出するのはかんらん石です。これは、ボーエンの反応系列として知られる結晶分化の法則に基づいています。かんらん石は最も高温で安定な鉱物で、約1200℃以上で晶出を開始します。その後、温度低下とともに輝石、角閃石、黒雲母の順で有色鉱物が晶出し、無色鉱物では斜長石から始まってカリ長石、最後に石英が晶出します。この過程により、初期の玄武岩質マグマから最終的には流紋岩質マグマへと組成が変化していきます。この結晶分化作用は、一つのマグマ溜まりから様々な組成の火成岩が形成される重要なプロセスです。