近代の可動仕掛け絵本やポップアップブックの先駆者で、19世紀にドイツで活動し複雑な可動図を考案した人物は誰か?
ロータル・メッゲンドルファーは19世紀後半から活躍したドイツのイラストレーター兼製作者で、可動仕掛けを多用した児童書や移動図譜で知られます。彼は紙のスリットやタブ、レバー機構を用いて視覚的に驚きを与える多くの仕掛けを考案し、後のポップアップブック発展に大きな影響を与えました。近代のポップアップ作家や機構設計の基礎は彼らの仕事に負うところが大きく、現代の折り紙的要素や機構図の原型が見られます。