切り込みを入れてから折って立体を作る、紙を切り出す技法を何と呼ぶか?
キリガミ(kirigami)は紙に切り込みを入れてから折ることで平面から立体を作る技法を指します。切り絵(切り抜き)と似ていますが、キリガミは切断と折りを組み合わせる点で差があり、ポップアップカードの繊細な部品や連続する山折り・谷折りを用いた構造の制作に適しています。キリガミを応用すると、単一の紙から複雑な立体模様や連動する動きを実現でき、設計段階で切り取り線と折り線の関係を正確に決めることが重要です。伝統的な技法をモダンなポップアップに応用する事例も多く見られます。