ベートーヴェンのピアノ協奏曲で「皇帝」と呼ばれているのは第何番でしょうか?
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73は「皇帝協奏曲」の愛称で親しまれています。1809年に作曲されたこの作品は、ベートーヴェンが書いた最後のピアノ協奏曲であり、最も壮大で華麗な作品です。「皇帝」という愛称は、作品の雄大で威厳に満ちた性格から付けられたもので、ベートーヴェン自身が命名したものではありません。第1楽章の冒頭で独奏ピアノが華麗なカデンツァ風の楽句で始まる斬新な構成や、全体を通じて響く堂々とした音楽は、まさに皇帝の名にふさわしい威厳を持っています。この頃ベートーヴェンの聴力低下が進行しており、自身の演奏による最後の協奏曲となりました。