スピードスラローム種目で使用されるコーンの標準間隔として国際大会で最も一般的に採用されている距離は?
スピードスラロームでは、20個のコーンを一直線に並べ、その間隔を80cmとするのが世界共通の基本規定である。80cmという設定は、一定のリズムで加速とターンを繰り返すフリーライン特有の“ドリフト走法”に適しており、ストライドの長さや進入角の妙がタイムに大きく影響する。距離が短すぎるとコーンタッチが続出し、長すぎると競技性が薄れるため、80cmが最適とされる。日本、米国、台湾など主要大会の公式ルールブックにも明記されている。