F1でKERS(運動エネルギー回生システム)が実戦投入された最初のシーズンは?
KERSはブレーキング時の運動エネルギーを電気として回収し、加速時に短時間放出するハイブリッド技術の先駆け。規則上は2009年に使用が解禁され、マクラーレンやフェラーリなど複数チームが採用した。一部チームは信頼性や重量配分の課題から導入を見送ったが、ルイス・ハミルトンがハンガリーで初のKERS搭載車勝利を達成した。2008年はテスト段階、2011年に復活し、2014年からはERSとして出力も大幅に強化され現在に至る。