フィギュアスケートのジャンプ名『サルコウ』の由来となった人物は誰?
サルコウジャンプは1909年世界選手権王者でスウェーデン出身のウルリッヒ・サルコウが考案し、自身の名を冠した。アウトエッジで後ろ向きに踏み切り、空中で1回以上回転して同じエッジで着氷するのが特徴で、現在のISUルールではトリプルで4.3点、クワッドで9.7点の基礎点が設定されている。20世紀初頭はまだシングル回転が主流だったため、この跳躍は革新的だった。サルコウは後にIOC委員も務め、技と組織運営の両面でフィギュア発展に大きく寄与した。