オリンピック競技でコンパルソリーフィギュアが最後に実施された大会はどれ?
コンパルソリーフィギュア(規定演技)は氷上に描いた図形の正確さを競う歴史的種目だが、テレビ映えの乏しさや採点の透明性への疑問から1988年カルガリー大会を最後に廃止された。以降1990年世界選手権をもって完全に終了し、スケーターの練習時間はジャンプやスピンなどフリースケーティング重視へと移行した。カルガリーではブライアン・ボイタノやカタリナ・ヴィットらが規定・ショート・フリーの総合点で争い、コンパルソリーの配点が依然として勝敗を左右する最後の五輪となった。