国際ルールで定められる10mエアピストルのトリガープル(引き金の最低荷重)は何gか?
10mエアピストルのトリガープルはISSF規則8.18.4で最低500gと定められている。これより軽いとわずかな振動で誤射が起こり安全面に問題が生じるため、競技前の計量台で審判が速報検査を行う。射手は許容範囲ぎりぎりの軽さに調整し、照準中の筋緊張を減らすことが多い。250gや300gは自由ピストル等では見られるがエアピストルでは失格対象。1000gは許容上限ではなく、重過ぎると安定したトリガーワークが難しくなる。