ピストバイクで理想的とされるチェーンライン(フレーム中心からチェーンリング中心までの距離)は一般的にどのくらいか?
チェーンラインはリアスプロケットとチェーンリングが一直線上に並ぶことが理想で、チェーン摩耗や変速(今回は変速なし)の効率に直結します。ピストやシングルスピード系ではBB中心からチェーンリング中心までの距離が約40〜45mm程度、特に42mm前後を標準としているフレームが多く、これを基準にチェーンリング位置やクランクのスペーサ調整を行います。チェーンラインがズレるとチェーンの偏摩耗や音鳴り、パワーロスの原因になるため、実際のカスタム時はスペーサ調整やチェーンリングのオフセット確認で正しいチェーンラインを出すことが重要です。