ラガーとエールの主な違いはどれか?
ラガーとエールの基本的な違いは酵母の種類と発酵温度にあります。エールは上面発酵酵母(Saccharomyces cerevisiae系)を比較的高温(15〜24℃程度)で発酵させ、フルーティーで芳香の強い特徴を作り出します。一方ラガーは下面発酵酵母(Saccharomyces pastorianusなど)を低温(約7〜13℃)でゆっくり発酵させ、すっきりとクリアでクリーンな味わいになります。従って「酵母と発酵温度」が最大の差異であり、ホップ量や麦芽はスタイルによって変わりますが、これが根本的な分類の基準です。