2020年以降、レースシーンでも採用が進み、高精細ながら20〜30 ms程度の低遅延を実現したデジタルFPVシステムはどれか?
DJIが2019年に投入したDigital FPV Systemは、720p/120fpsの高解像度映像を20〜28 msの低遅延で伝送できる点が評価され、2020年以降インドア以外のレースイベントでも採用事例が急増した。送受信とも2.4 GHz帯を用い、OcuSync派生の独自プロトコルとデジタル復調により従来の5.8 GHzアナログより鮮明でブレの少ない映像を実現。HDZeroやWalksnailも登場したが普及率ではDJIが依然優勢である。