トリウムを核燃料として利用する際、Th-232が中性子を吸収して最終的に生成される核分裂性同位体は何か?
トリウム‑232が中性子を捕獲すると一時的にトリウム‑233となり、ベータ崩壊でプロトアクチニウム‑233(Pa‑233)を経てさらにベータ崩壊してウラン‑233(U‑233)になります。U‑233は核分裂性を持つ同位体で、トリウム燃料サイクルの最終的な目的核種です。したがって、トリウム自体は“肥沃”であり、中性子照射下でU‑233という実用的な燃料を生成できるのが特長です。プロトアクチニウムは生成過程の中間生成物として重要です。