ダカールラリーのトラック部門で、ソビエト連邦時代を含め通算19回以上の総合優勝を誇る最多勝メーカーはどこか(2023年終了時点)
ロシアのカマズは1988年にワークス参戦を開始し、1996年に初優勝。2000年代以降はウラジーミル・チギン、エドゥアルド・ニコラエフらを擁しほぼ毎年表彰台を独占。2023年までに19回以上の総合優勝を達成し、チェコのタトラやオランダのDAF、ドイツのMANを大きく引き離している。カマズは自社製シャシーに大排気量ディーゼルエンジンを組み合わせる独自開発体制を持ち、クラス最軽量かつ高耐久を実現。恒常的なテスト走行環境とロシア国内の資金支援により王朝を築いたと評価される。