水中でレギュレーターがフリーフロー(連続排気)を起こした場合の初動として適切なのはどれか?
レギュレーターがフリーフローを生じても空気は常に供給されているため,外さずにくわえ続ければ呼吸は可能である。まずは排気ポートやダストキャップ付近を手で軽く抑える,スローヤークルを与えるなどして流量を抑え,姿勢を安定させてからゆっくり浮上または予備レギに切り替えるのが基本手順とされる。急に口から外すとパニックや水の誤飲を招きやすく,またBCDをいきなり排気すると制御不能な浮上につながる。水面やバディへの到達までのエア消費を最小限に抑えるためにも冷静な対処が重要である。