メインセールのフットテンションを調整しドラフトを浅くしたり深くしたりするブームエンドの装置はどれか?
アウトホールはメインセールのクリューとブームエンドを結ぶ調整ロープまたはカム機構で、フットのテンションを変えることでドラフト(セールカーブ)の深さと位置をコントロールする。軽風時は緩めてドラフトを深くし揚力を稼ぎ、強風時は引いて平坦にしてパワーを減らす。カニンガムはラフ側のテンション、バングはブームを下げてリーチを抑え、トラベラーはシートアングルを変える装置で役割が異なる。アウトホールを適切に使えば、艇速の微調整やオーバーパワー回避に大きな効果があり、レースでもクルージングでも重要なセッティングツールである。