核分裂生成物として環境や健康で特に問題となる放射性セシウムはどれか?
核分裂生成物として環境や人体に長期的な影響を与える代表的な放射性セシウムはCs-137です。Cs-137の半減期は約30.17年で、β崩壊の後に短寿命の励起バリウム(Ba-137m)を生成し、これがガンマ線を放出します。水溶性が高く、土壌や植物に吸収されやすいため食物連鎖を通じた内部被ばくの原因となり得ます。福島第一原発事故やチェルノブイリ事故で問題になったのは主にCs-137とCs-134で、特に長期的な汚染としては半減期の長いCs-137が重要です。