IFSCワールドカップ男子決勝ルートの難易度は、フランスグレードでおおむねどの程度に設定されることが多い?
大会ルートセッターは、完登者が1〜2名出る程度の接戦を演出するため、男子決勝ルートを概ねフランスグレード8b+(5.14a)前後に設定するのが一般的である。女子の場合は約8b前後が目安とされる。国内外の大会リザルトを見ても8b+設定で完登が1人、複数選手が高度40手付近でフォールという展開が多い。7bや6c+では完登者が続出して順位がつかず、9bでは誰も抜けられない恐れがあるため競技として適正難度の調整が鍵となる。