リード競技で壁にあらかじめ設置され、競技中にクライマーがロープをクリップするために用いる器具は何と呼ばれる?
クイックドローはカラビナを2枚スリングで連結した道具で、ボルトハンガーに掛けてある上側カラビナ(ボルト側)と、競技中にロープを通す下側カラビナ(ロープ側)から構成される。リード競技では主催者が一定間隔でクイックドローを設置し、選手は登りながら順番にロープをクリップしていく。スリングはナイロンやダイニーマ製のテープで道具全般を指し、フィックスドロープは別競技用の常設ロープ、ボルトハンガーは壁に固定された金具そのものなので誤りである。