風の有利不利を数値で補正するために2010年代から導入されたポイントシステムは何と呼ばれる?
ウインドコンペンセーション(風速補正点)は、追い風で不利を受けた選手には加点、向かい風で有利を得た選手には減点を行い公平性を確保する制度。2010/11シーズンのワールドカップから導入され、風待ちによる長時間の中断を減らす効果も得た。計算式は風向・風速とヒルサイズに基づき自動算出され、スタートゲート変更時に用いるゲートコンペンセーションと併用される。観客にとっては複雑だが競技の公正を保つ重要な要素となっている。