シンセサイザーの“アフタータッチ(aftertouch)”とは主に何を指すか?
アフタータッチは鍵盤を押し続けた際に発生する追加的な圧力情報で、シンセ内部やMIDI経由でモジュレーション深度・フィルター・ビブラートなどに割り当てて表現を付けるための制御信号です。注意点としてベロシティは鍵を押し下げた瞬間の強さを表す一回限りの値であり、アフタータッチは鍵を押し続ける間に変化し得る継続的な値である点で異なります。またアフタータッチにはチャンネル・アフタータッチ(全鍵で一つの値)とポリフォニック・アフタータッチ(鍵ごとに独立した値)があり、表現の細かさや割り当ての自由度が変わります。