ブーツとビンディングを接続する規格NNN(ニュー・ノルディック・ノルム)を開発した国はどこか
NNNは一九八〇年代にノルウェーのロッテフェラ社が開発したバインディング規格で、ブーツ底に二本のレールと一本のバーを備え軽量かつスムーズなフレックスを実現した。従来型の七五ミリノルムに比べ保持力と操作性が向上し、スケーティング技術が普及した九〇年代以降に世界標準へ拡大。現在はフィッシャー、アトミックなど複数メーカーが互換製品を出している。開発国ノルウェーはクロスカントリー大国であり、用具面でも競技進化を牽引してきた歴史を持つ。