クロスカントリースキーの距離レースでFISポイントを計算する際に用いられる係数F(レースファクター)の標準値はどれか
FISポイントは選手タイムと基準タイムの差を係数Fで乗じ、そこにペナルティポイントを加えて算出される。距離レースではF値は八百に固定され、世界中の大会で共通に使用される。スプリントでは一二〇〇が使われるため同じ相対タイム差でもポイント変動が大きい。八百という数値は競技時間が長くタイム差が開きやすい距離レースでもランキングが過大にばらつかないよう統計的に設定されたもので、トップ選手の成績比較を公平に行う基盤となっている。