ISSFトラップで使用できる散弾の一粒あたりの最大直径は?
散弾一粒の直径は環境保護と安全性の観点から2.6mm以下と規定されている。これは英番手でおおよそ7 1/2号に相当し、これより大きい粒径は危険距離が伸び、鉛の総質量も増えるため禁止されている。直径制限により適切な散布密度が確保され、ターゲット破砕に必要な最小エネルギーを保ちつつ過剰な破片飛散を防ぐ効果がある。大会会場では弾薬チェック係がサンプルをカッターで切断し、粒をノギスで測定することでルール違反を防止している。規格外が発覚した場合は失格となるため、選手はメーカーのISSF公認弾を用いるのが一般的だ。