トラップ射撃の射台(スタンド)は1ラウンドにいくつ並んでいる?
正式トラップ射面には射手が立つスタンドが横一線に5か所設置されている。選手は各射台で5枚ずつ撃ち、合図とともに次の射台へ移動して計25枚を消化する。5という数はクレーマシンが配置される15枚の放出口(3台×5ポジション)との対応が取りやすく、クレーの角度や高さが公平に割り振れる利点がある。7台や9台では競技時間が長くなるうえ機械配置も複雑化するため採用されていない。射台ごとに背景や風向きが微妙に異なるため、順次ローテーションすることで総合的な適応力が試される設計となっている。