データを自社指定の特定国・地域内に必ず保管したい場合、一般的に最も自由度が高いのはどの形態か?
パブリッククラウドでもリージョンを選択することで地理的制約をある程度満たせるが、クラウドベンダはデータ複製ポリシーを内包しており裏側で別国リージョンにメタデータが置かれる可能性や、契約上ベンダによる物理的管理が避けられない。一方オンプレミスで自前の施設を所有する場合、サーバ筐体からバックアップ媒体、アクセス権管理までを企業が決定できるため、指定国境内での保存と処理を完全にコントロール可能である。規制産業や機微情報ではこうしたフルコントロールが求められるケースが多い。