ガンプラで“内装フレーム”(内部に骨格となるパーツを持ち、可動や強度を高める構造)を本格的に採用し、可動性の飛躍的向上をもたらしたグレードはどれか?
Master Grade(MG)は1990年代中盤に登場し、1/100スケールで内装フレーム(インナーフレーム)を本格採用したことで知られます。インナーフレームにより関節の可動域や保持力が向上し、外装を被せるだけで複雑なポージングが可能になりました。HGは手軽さ、RGは1/144での高密度な再現、PGは大スケールでの精密再現が特徴ですが、内装フレームを広く普及させたのはMGです。MGはアーマーを外した内部構造の見せ方や分割による組み立て楽しさも重視され、以後のグレード設計に大きな影響を与えました。