現在主流のレーシングカートのフレーム(シャシー)に採用される材質として正しいものはどれか?
レーシングカートのフレームはサスペンションがなく、パイプフレーム自体がしなりでグリップを作る重要な部材である。そのため強度と粘りのバランスに優れる25CrMo4などのクロムモリブデン鋼管が世界的に採用されている。アルミやカーボンは軽いものの、熱による硬さ変化が大きかったり衝撃で割れやすかったりするため競技用では許可されていない。CIK-FIAの技術規定でも鉄系素材の使用が義務付けられており、メーカーは肉厚や曲げ角でフレーム特性を差別化している。