ICFのガイドラインで推奨されるカヌースラロームコースの高低差(スタートからゴールまでの落差)は?
カヌースラロームコースは激流のエネルギーを確保しつつ安全を守るため、スタートからフィニッシュまでに5〜9メートル程度の高低差を設けるようガイドラインで推奨されている。これにより1秒あたり10立方メートル前後の水量が得られ、技術的に多様なウェーブやエディが形成される。落差が小さすぎると水のスピードが足りず難易度が下がり、逆に10メートルを超えると速度と圧力が増し過ぎ転覆や怪我の危険が高まる。人工コースでも自然河川でもこの目安が国際大会レベルの設計基準となっている。