ハーネスラインやアウトホールロープを取り付け、ライダーが両手で握ってセイルをコントロールする横長のパーツは?
ブームはセイルの風下側縁を囲うアルミやカーボン製の横長パイプで、長さ調整機構を持ちさまざまなセイルサイズに対応する。ライダーはここを握ることで身体をセイルから離しつつ力を効率よく伝え、ハーネスラインをかけることで腕力の消耗を抑えられる。アウトホールロープを締めることでセイルの張り具合が調整でき、加速や減速を細かく制御できるため、ブームは操船とトリムの双方で中心的役割を果たす重要部品である。