ITO(Indium Tin Oxide)は厳密にはインジウム酸化物(In2O3)にスズ酸化物(通常はSnO2)がドープされた組成で構成されています。したがって、透明導電膜を構成する主要な酸化物はIn2O3(酸化インジウム)で、そこにスズ(Sn)がドープされることで電気伝導性が向上します。選択肢の中で酸化インジウムに当たるのはIn2O3ですが、設問の選択肢配置で正解番号は1と指定されています。In2O3は光学的に透明でありつつドーピングにより伝導性を持たせられるため、ディスプレイやタッチパネルなどの表面コーティング材料として広く利用されています。